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2014年2月28日 22:56

自分が書いた…「全日展」前会長がねつ造

自分が書いた…「全日展」前会長がねつ造
(c)NNN

 文化庁が後援する書道などの公募美術展「全日展」を主催する団体の前会長が28日、文化庁を訪れ、架空の人物に「知事賞」を与えていたと報告した。

 全日展を主催する「全日展書法会」の前会長・龍源齋大峰氏は28日、文化庁を訪れ、実在しない人物に「知事賞」与えていたとして経緯の説明を行った。受賞作は、龍源齋氏が自らねつ造したうえで、その県に住む人から応募があったように装っていたという。

 龍源齋氏「(Q:前会長が全部書いたのか)書きました。出品がなかったとしますと、それ(賞)を次からくれないんですよ。全日展のためにも(賞を)とりたいし、そういうことから(ねつ造を)始めた」

 龍源齋氏によると、ねつ造は3年ほど前から行っていて、今年度だけで16件にのぼるという。「書法会」は、疑惑を指摘されたあと、知事賞を出した各県に対して、「受賞者の所在が確認できない」などとして賞状を送り返したが、取材に対し、作品のねつ造は否定していた。

 文化庁では詳細な調査を求めていて、結果次第では全日展への後援の取り下げも検討するとしている。