湯河原放火殺人から10年 不審人物の特徴など書かれたチラシ配り…警察が情報提供呼びかけ
2015年、神奈川県湯河原町の民家で女性が遺体で見つかった放火殺人事件は未解決のまま21日で10年となり、警察が情報提供を呼びかけました。
この事件は2015年4月21日の朝、湯河原町の民家が放火され、住人の平井美江さんが額に包丁が刺さった状態で殺害されているのが見つかったものです。火災があった時間帯、JR湯河原駅の防犯カメラには不審な人物の姿が映っていて、警察は何らかの事情を知るとみて行方を追っています。
未解決のまま発生から10年となる21日、湯河原駅前で捜査員らが不審人物の特徴などが書かれたチラシを配りました。
小田原署の松本光好署長は「この事件を風化させないように努めたい。どんなささいなことでも構わないので、情報提供をお願いしたい」としています。