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2014年6月6日 16:18

年金積立金の運用見直し 前倒し要請へ

年金積立金の運用見直し 前倒し要請へ
(c)NNN

 厚生労働省は、年金積立金の運用について、株式での運用比率を高めるための見直しを前倒しするよう、運用を担当している組織に要請する方針。

 高齢者に支払う年金は、現役世代が納める保険料と税金では足りず、過去からの積立金を取り崩している。年金の積立金は、GPIF(=年金積立金管理運用独立行政法人)が運用していて、その額は129兆円にのぼり、世界最大規模の機関投資家。

 現在の運用方針では、リスクが少ない国債の運用比率が60%を占め、リスクもある株式は、海外と国内それぞれ12%だが、GPIFは、株式での運用比率を増やす方向で、来年度に向けて見直す予定だった。

 しかし、厚労省は6日、運用方針の見直し作業を予定より早めるよう、GPIFに要請することにした。今後、株式の割合が増えれば、リスクが増すという指摘もあるが、田村厚労相は、「安全かつ有効に行う」と述べた上で、株式に巨額の資金が入ることで「結果的に日本経済の成長に資することは推測できる」と述べた。