社会
2014年6月12日 17:03
「慣れ」や「思い込み」で…入試採点ミス

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今年2月に行われた都立高校の入試で採点ミスが相次いだ問題で、東京都教育委員会は、ミスが起きた原因について「慣れ」や「思い込み」があったなどと報告した。
今年2月に行われた都立高校の入試では、255の高校で採点ミスがあり、合格とすべきだった受験生18人が不合格になった。学校への聞き取り調査を行っていた東京都教育委員会は、12日に開かれた定例の会議で、ミスの原因について報告を行った。
都教委の報告によると、学校からは、試験から発表までを4日間で行う過密なスケジュールや、採点の確認をする教師が誤りがないと思い込んでいたことなどが原因として多く挙げられたという。
教育委員会は、8月末までに再発防止策と改善策をまとめる方針。