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2014年6月30日 21:33

石巻市立病院再建に、市長が追加財源を要望

石巻市立病院再建に、市長が追加財源を要望
(c)NNN

 津波で全壊した宮城県の石巻市立病院の再建について、資材や人件費の高騰などにより、建設費が当初の見込みより膨らんだとして、石巻市長が村井知事に追加の財源措置を求めた。

 石巻市の亀山紘市長は30日、県庁を訪れ、村井知事に要望書を手渡した。津波で全壊した石巻市立病院はJR石巻駅近くに再建され、2016年7月に開院予定。しかし、資材・人件費の高騰や、津波の浸水域に建てることによる設計変更などが理由で、当初70億円と見込んだ建設費が、今年4月時点で137億円と倍近くまで膨らみ、県に対し、追加の財源措置を要望した。

 これに対し、村井知事は、県だけで財源確保は厳しいとして、来月1日、国に対し、財源措置を要望する考えを示した。

 一方、30日に開かれた石巻市議会では、市が見込んだ資材・人件費高騰による予算増大分には、精査されていない想定が含まれているとして、議員から、積算根拠を明確にすべきといった意見が出された。

 市は、議員に説明を尽くすとともに、開院の遅れが懸念されることから、現在、開かれている市議会に、建設費増大を盛り込んだ予算案を提案する方針。