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2014年7月31日 19:08

船の事故を受け、岩国の鵜飼い今季中止

船の事故を受け、岩国の鵜飼い今季中止
(c)NNN

 30日夜、山口県岩国市の錦川で鵜(う)飼船が遊覧船に衝突してかがり火が船上に散乱し、小学生の女の子と母親がヤケドを負った。

 事故があったのは岩国市の錦帯橋近くの錦川で、30日午後8時40分頃、鵜匠や船頭が乗る鵜飼船が遊覧船に衝突した。鵜飼船は舳先にかがり火をつけていて、衝突の弾みで火のついた木片が遊覧船の床に散乱、小学2年の女の子(7)と母親(43)がヤケドを負った。女の子は両足にII度のヤケドを負って入院、母親も全治1か月程度だという。小・中学生と保護者を対象にした30日夜のイベントには約100人が参加していて、事故に遭った遊覧船には28人が乗っていた。

 事故から一夜明け、警察と消防が実況見分などを行うため錦帯橋近くの現場に入った。関係者から改めて事情聴取した他、実際に鵜飼船や遊覧船を浮かべて当時の状況を再現していた。

 また、31日午後5時から、「錦帯橋のう飼」を実施している岩国市と市観光協会が会見を開き、今回の事故について謝罪した。そして、事故の原因を究明し十分な安全対策を検討するため、9月10日までの今シーズン、鵜飼いを中止すると発表した。

 福田市長は「今後しっかりと検証することで二度とこのようなことがないよう、マニュアルの再確認、新たな教育を含め(鵜飼いの)再開を目指していきたい」と述べた。