アジのパックにフグ混入 横浜市のスーパー
神奈川県横浜市のスーパーで販売されたアジのパックの中に、毒を持つ恐れがあるフグが混入していたことがわかった。
フグが混入していたのは、横浜市都築区にあるスーパー「オーケー港北店」。横浜市保健所によると、先月16日に販売された「真あじ」30匹ほどが入ったパックの中に、大きさや色がよく似たシロサバフグの幼魚1匹が混入していたという。シロサバフグは肝臓などに毒を持つものもいて、処理をせずに食べると唇のしびれや呼吸困難などの症状が出る恐れがある。
横浜市保健所は、このスーパーで先月14日から17日に販売された「真あじ」166パックに関しても、フグが混入している可能性があるとして、食べないよう注意を呼びかけている。
アジのパックへのシロサバフグの混入は、2日に大分市のスーパーでも発覚していて、商品の自主回収が行われている。