中村修二氏、日亜化学工業と“関係改善を”

今年度の文化勲章の受章者に、青色発光ダイオードの研究でノーベル物理学賞を受けることになった中村修二さん(60)らが選ばれた。
中村さんは3日午後1時半頃、東京理科大学で記者会見し、元勤務先で青色発光ダイオードの製造技術に関わる特許権などを巡り過去に裁判で争った日亜化学工業との関係の改善を呼びかけた。
中村さん「人生短いですからね。ケンカしたまま死にたくないですよ、私は。お互いに誤解があった。誤解があったから過去のことは忘れようと、将来だけを見て生きようと」
また、中村さんはノーベル物理学賞の賞金の半分を母校の徳島大学に寄付する考えを示した。