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2014年11月19日 21:18

避難情報伝える大型モニター 東京・足立区

避難情報伝える大型モニター 東京・足立区
(c)NNN

 東京・足立区の北千住駅前に今年4月、60インチの大型モニターが複数設置された。東日本大震災を受けて導入された、災害の時に避難情報などを伝える新しいシステム。

 東京・足立区のターミナル駅「北千住」の駅前に設置されている大型モニターは、足立区が設置した「ビュー坊テレビ」。区内の安全と美化を進める取り組みのキャラクター「ビュー坊」の名がついている。災害が発生した時、帰宅困難者向けに避難情報などを伝えるのが役目。

 3年前の東日本大震災。6つの路線が乗り入れる北千住駅のまわりは、大勢の帰宅困難者でいっぱいになった。

 足立区危機管理室-防災計画担当課長・山下広幸さん「北千住駅前に約3万人近い滞留者が発生し、非常に危険になったということがありました。避難誘導が有効にできなかったとの反省から、迅速に情報提供するツールとして整備」

 東日本大震災の発生から3年。今年4月3日にビュー坊テレビは運用を開始。北千住駅の西口に5か所、東口に2か所設置された。

 足立区危機管理室-防災計画担当課長・山下広幸さん「1台とかだとなかなか気付かれないで、通り過ぎてしまうこともありますので、そういう意味では複数台を並べておかせていただいた」

 普段は区や警察・消防などからのお知らせ、イベント情報などを毎日朝7時から夜10時まで、15時間流している。災害が発生した時には災害情報や交通情報、一時避難場所などの案内を放送する。また、J-ALERTなどの情報が入ればすぐに流す。区が直接運用を行っているため、即座に新しい情報を伝えることができるのが大きな特徴だ。

 足立区危機管理室-防災計画担当課長・山下広幸さん「第一に災害時における迅速な情報提供と避難誘導に間違いなく機能すると考える。周囲が停電している状況でも(内蔵の蓄電池で)ビュー坊テレビには灯がともっている。といったところで皆さんの不安を和らげる効果も期待できると考える」

 今後、綾瀬駅などにも設置する予定。