震災から3年11か月 気仙沼市で集中捜索

東日本大震災から間もなく4年。月命日にあたる11日、宮城県気仙沼市では行方不明者の集中捜索が行われた。
気仙沼警察署では、毎月11日の月命日を集中捜索日として捜索活動を実施している。震災から3年11か月となった11日は、海に向かって黙とうをささげた後、地元のNPOや関東などからのボランティア約70人と警察官12人が松岩地区の海岸線一帯を合同で捜索した。警察官は手にレーキを持って海沿いに捜索し、ボランティアは漂流物を片付けながら浜の砂を掘り起こすなどして行方不明者の手掛かりを探した。
宮城県内では現在も1253人が行方不明となっている。