高齢者施設でノロ集団感染 男性1人死亡
東京・東大和市にある高齢者施設で、ノロウイルスの集団感染が発生し、嘔吐(おうと)物を気管に詰まらせた80代の男性が死亡した。
ノロウイルスによる食中毒が発生したのは、東大和市仲原にある外食チェーン「ワタミ」の子会社が運営する有料老人ホーム「レストヴィラ東大和」。東京都によると、今月12日に調理場で作られた食事を食べた入居者65人のうち、76歳~95歳の男女あわせて16人が、嘔吐や下痢など食中毒の症状を訴えた。このうち84歳の男性が嘔吐物を気管に詰まらせて死亡した。
患者の便や従業員用のトイレからノロウイルスが検出されたということで、都は、19日から3日間食事の供給停止処分としている。