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社会
2015年3月27日 20:48

“ドカベン像”なくなる? 地域は存続の声

 新潟市の商店街にある漫画「ドカベン」の銅像をめぐり、ドカベンの作者で新潟市出身の漫画家・水島新司さんの事務所が撤去を求めてきたということで、地域からは存続を求める声が出ている。

 古町通5番町には、ドカベンの主人公「山田太郎」など水島さんの漫画のキャラクターの銅像が7体あり、地域のシンボルとなっている。関係者によると、水島さんの“ご好意で”設置でき、版権使用料などは発生していない。

 しかし、今年になって水島さんの事務所が「作者の意図に合わない」として銅像の撤去を求めてきたという。銅像を所有・管理する商店街側の関係者は「水島さん本人とは連絡が取れず、真意が分からない。今のところ、撤去する意思はない」と話している。

 最近では「山田太郎」のスイングに吹き飛ばされるようなしぐさを写真で納める人が「ケツバットガール」と呼ばれ話題になっていて、全国から観光客が訪れ撮影していく。

 群馬県からの観光客「ケツバット女子がはやっているって聞いて、知らなかった。きょう帰るから、ちょうど古町に来たから、これはやってから帰らないといけないと思って」

 三重県からの観光客「観光するなら一番最初に、ここに来ようと思って、きょう着いて一番最初に来たんです。友達のフェイスブックで見て、ぜひ、ここに来ようと思っていました」

 地元商店街の男性「ここで写真撮っている方もいるので(撤去されると)寂しいですよね。新潟を象徴してくれる、観光客の人もこれ見て来られているので、(銅像は)残ってほしいです」

 また、新潟市は使用料を払って水島さんのキャラクターを観光循環バスなどに使っている。しかし、これらも水島さんの事務所から使用をやめてほしいと言われ、来月以降はすべて使えない。ドカベンが描かれたバスは今月30日で運行が終わり、その後は新潟市出身の別の漫画家のデザインに変わる。

 ドカベンの銅像は残るのか、商店街は銅像について今後も水島さんの事務所と協議していきたいと話している。