気づいたら火が…車が突然爆発 原因は?
19日、北海道・千歳市で道路脇に停車した作業車が突然、爆発し、炎上した。その一部始終をカメラが捉えていた。
19日午前5時過ぎ、千歳市で爆発・炎上したのは、アスファルトの舗装に使う作業車。車の下から炎がのぞき、黒煙が立ち上る。爆発音が響き、炎は激しさを増す。そこへ消防車が到着、放水から約3分後、ほぼ鎮火された。運転手によると、走行中、運転席の下にあるエンジン部分から気づいたら火が出ていたという。
消防庁によると、車両火災は年間4586件起きている。衝突事故の際の炎上よりも、排気管やエンジンなど、車自体のトラブルによる発火の方が多いという。
出火を引き起こす可能性について、何が考えられるのか。
JAF(日本自動車連盟)ロードサービス隊港基地・鈴木淳隊員「エンジンオイルが少しにじんだりして漏れてしまい、マフラー排気系などに触れてしまい、それが熱をもって燃えてしまう。布とか(落下物が)車の前部の下、エンジンルームの下から入りこんでしまい、熱いところにあたって燃えてしまうようなこともあります」
走行中、焦げるような臭いがしたら、車を早めに安全な場所に止めて点検することが大事だという。
警察は、今回の車両火災も何らかのエンジントラブルが出火原因とみて調べている。