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社会
2015年6月18日 19:54

口永良部島で噴火2回 屋久島などに降灰

 先月29日に噴火が発生し、全島民が避難している鹿児島県の口永良部島で18日の昼過ぎと夕方に、相次いで噴火があった。昼過ぎの噴火では、島の東側に位置する屋久島や種子島でも灰が降ったのが確認されている。

 気象庁の観測によると、18日午後0時17分、口永良部島の新岳で噴火が発生し、30分ほど続いたという。山の北東側に設置している空気の振動を観測する空振計では19.4パスカルの空振を観測したが、先月29日の噴火に比べると3分の1程度の大きさだという。こうした事から気象庁は、今回の噴火規模は先月末の噴火に比べるとやや小さいと分析している。

 一方、噴火による小さな噴石や降灰も確認されている。第十管区海上保安本部によると、口永良部島の火口から東約9キロで島の監視業務を行っていた巡視船が、噴火直後の18日午後0時23分から3分間、直径0.5センチから2.5センチの小さな噴石が降ってきたのを確認した。

 また、口永良部島の住民が避難している屋久島でも昼の噴火で降ったとみられる新たな火山灰が見つかったほか、種子島空港でも18日午後1時半前に降灰が確認されている。

 さらに口永良部島では18日午後4時31分にも再び噴火があり、火口から200メートル上空まで噴煙があがった。

 気象庁は今後も先月の噴火と同じ規模の噴火が発生する可能性があるとして、厳重な警戒を呼びかけている。