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保健所業務へ増員で窓口“支障も”千代田区

2022年1月21日 15:05
保健所業務へ増員で窓口“支障も”千代田区

新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、東京・千代田区ではひっ迫する保健所業務に応援の職員を増員するため、来週から窓口業務などに支障が出るとして区民に注意を呼びかけています。

千代田区では今月に入り新型コロナウイルスの感染者が急増し、20日時点で258人の感染が確認され、1週間前と比べ4倍以上に増えています。

これに伴い、感染者の健康観察や自宅療養者への支援などを行っている保健所では業務がひっ迫し、これまで22人で対応していましたが24日から、さらに応援の職員を8人増員することを決めました。

応援の職員は総合窓口課などからも集めるため、住民票の写しの交付など窓口業務が滞る可能性もあるとして、千代田区が注意を呼びかけています。

千代田区・樋口高顕区長「窓口のサービスが従来よりも低下することもあるかと思いますけれども、いまのこの状況においては区民の命を守ることが最優先ということで、ご理解いただきたい」

千代田保健所では、自宅療養者への健康観察を行い、必要に応じて電話・オンラインでの診療や訪問看護などを行っているということです。