×

“黄砂”被害甚大化のウラに「ヤギ」?……日本人が関与の可能性も 中国の工業地帯で大気汚染物質が付着【#みんなのギモン】

2025年3月27日 10:19
“黄砂”被害甚大化のウラに「ヤギ」?……日本人が関与の可能性も 中国の工業地帯で大気汚染物質が付着【#みんなのギモン】
健康への影響も指摘されている黄砂。飛来のピークは3月~5月と言われますが、どこからやってきて、到達するまでに何が起きているのでしょうか? 黄砂が生まれる地域では近年は砂漠化が進み、黄砂が発生しやすくなっているといいます。その背景を考えます。

そこで今回の#みんなのギモンでは、「黄砂 大規模飛来 なぜ発生?」をテーマに解説します。

■まるで曇り空? もやがかかった空

猪子華・日本テレビ社会部記者
「25日に続き観測されている黄砂ですが、26日午後4時半頃の様子を見てみます。東京スカイツリーから見た東京のライブ映像があります」

森圭介アナウンサー
「明らかに、もやがかかっていますね。曇り空なの?って思っちゃうくらいですよね」

鈴江奈々アナウンサー
「かすんでいて、全体的に覆いかぶさっているような感じがしますね」

猪子記者
「どんよりとしている感じです。新潟県内では『車の窓が黄色くなっていたから、きょうはすごいなと思いました。目もかゆいですよね』という声が聞かれました。西日本や東日本で観測された黄砂はこの後ピークは過ぎますが、27日朝にかけて続く予想です」

■砂や鉱物の粒子、風に乗って日本に

猪子記者
「黄砂で何か対策などはされていますか?」

桐谷美玲キャスター
「26日の午前中に犬の散歩に行ったんですけど、家に入る前に犬も私もしっかり黄砂を落としました」

猪子記者
「黄砂はどこからやってくるのか。中国大陸の砂漠などで、風で巻き上げられた砂や鉱物の粒子が、風に乗って日本に飛来してきます」

■細かな粒子が…取材したゴビ砂漠の砂

猪子記者
「黄砂が生まれる場所の1つ、ゴビ砂漠を取材した時の映像があります」

「2023年に向かったのは、中国内陸部の奥深くにある内モンゴル自治区のゴビ砂漠です」

森葉月記者
「砂がもう、すごい。砂嵐が…。風の方を向けない。痛いですね。砂を触ってみると、粒子がとても細かいので、すぐ風で舞い上がりやすくなっています」

猪子記者
「こうした場所で舞い上がる砂の一部が黄砂となって、日本まで到達します」

森アナウンサー
「ここからはるばる日本まで飛んでくるということですか…。地球のロマンを感じると同時に、やめてほしいなと思っちゃいますね」

次ページ
■モンゴルの砂と飛来した黄砂を比較
一緒に見られているニュース

1:50

【速報】警察が殺人容疑で家宅捜索に入る際、男が車で逃走 横浜市

日テレNEWS NNN

8:46

0:51

NYダウ971ドル安、FRB議長の解任示唆など受け 一時1300ドル超下落 

日テレNEWS NNN

6:21

1:21

フランシスコ教皇、死因は脳卒中とそれに伴う心不全

日テレNEWS NNN

5:40

ハーバード大学 トランプ政権を提訴

日テレNEWS NNN

7:24