エンブレム使用中止 都の負担は1億円超か

東京都は1日夜、白紙撤回されたエンブレムを用いたポスターなど、広告費としてこれまでに業者に発注したものが約4650万円に上ることを明らかにした。
このうち、のぼり旗や紙袋、ポスターなどはすでに納品されていて、300万円以上は東京都が支払わざるを得ないとしている。また、残りの約4300万円については、組織委員会と協議したいと話している。
さらに、7月24日に東京都庁で行われたエンブレム発表イベントの費用は、7000万円を上限に負担する約束になっているとのことで、組織委員会から満額請求された場合、白紙撤回されたエンブレムに関わる費用負担が総額1億円を超えることになる。