岩手県大船渡市周辺では、大規模な山林火災の延焼が続いています。気象衛星ひまわりからは、この山林火災によるものとみられる煙が確認されました。

岩手県大船渡市周辺では山林火災が相次いでいて、今月19日、25日に続いて、26日午後にも新たな山林火災が発生しています。この山林火災によるものとみられる煙は27日、気象衛星ひまわりからも確認されました。

大船渡市では、27日も空気の乾燥した状態が続いていて、午後3時までの最小湿度は27％。現在も乾燥注意報が継続して出されています。

また、26日に出されていた強風注意報は、27日明け方に解除されましたが、その後も北寄りの風がやや強く吹いていて、大船渡では午後1時過ぎに、最大瞬間風速18.0メートルを観測しました。午後3時現在、全国の36都道府県に乾燥注意報が出されており、広い範囲で火災・延焼の起こりやすい気象条件となっています。

引き続き火の取り扱いには十分な注意が必要です。