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2015年11月26日 19:04

異常ある胎児「減胎手術」57例 医師発表

異常ある胎児「減胎手術」57例 医師発表
(c)NNN

 長野県の産婦人科の医師が複数の胎児を妊娠した際、異常のある胎児を選んで中絶する「減胎手術」を57例行っていたことを明らかにした。

 「減胎手術」は、通常、複数の胎児を妊娠した際に出産の危険があるなどやむを得ない場合に行われているが、法律で規定はなく、厚生労働省の審議会は、遺伝子診断などで減胎する胎児の選別を行ってはならないとしている。

 しかし、26日開かれた日本受精着床学会で、長野県下諏訪町の諏訪マタニティークリニックの根津医師は、これまでに1130人に対して減胎手術を行い、このうち、57人については染色体の異常などが分かった胎児を選んで中絶したと発表した。

 また、根津医師は、検査で胎児の染色体異常が分かり、減胎手術を求めるケースが相次いでいると話し、法整備を行った上で減胎手術を安全に行える環境を整えてほしいと訴えた。