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2016年1月14日 1:19

漢字問題集に「きみのエキス飲み干したい」

漢字問題集に「きみのエキス飲み干したい」
(c)NNN

 「きみのエキスをチュウシュツ(抽出)して飲み干したい」「私の人生に男性はフカケツ(不可欠)」-これは、大手予備校の人気講師が作ったセンター試験向けの漢字の問題集の問題文。「セクハラ」だという指摘が相次ぎ、出版社が自主回収を決めた。

 問題を作ったのは、予備校大手「駿台予備学校」の男性講師。受講生にも人気があるという。問題集は去年2月、7000部が発行された。

 その問題文を見ると、例えばカタカナの部分を漢字にする問題で、「きみのエキスをチュウシュツ(抽出)して飲み干したい」「彼女の生きたキセキ(軌跡)をストーカーのように辿(たど)る」「あらゆるソクメン(側面)から君を研究したい」など、セクハラとも取れる表現があった。

 さらに、「息をのんで」の正しい意味を答える問題では、例文は「息をのんで女子の着替えを見つめる」とあり、この例文自体がセクハラとも取れる。

 インターネット上では「ただのセクハラじゃん」「こんな問題集、使えません」など、非難の声が上がった。

 また、セクハラだけでなく、「夫婦間の家事ブンタン(分担)なんて幻想だ」「私の人生に男性はフカケツ(不可欠)なの」といった、男女差別とも取れる例文もあった。

 出版元にも複数の保護者から苦情が寄せられたという。駿台予備学校を運営する駿河台学園は、「生徒が覚えやすい例文を考えて作成したが、不愉快に感じる単語や文章があったことは間違いない。深くおわびいたします」とコメント。問題集は速やかに自主回収するという。