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男児切りつけ…逮捕の保育士、担当クラスでケガ相次ぐ 事件前“ケガさせてしまった”謝罪も

2024年6月11日 5:54
男児切りつけ…逮捕の保育士、担当クラスでケガ相次ぐ 事件前“ケガさせてしまった”謝罪も

鹿児島市の「認定こども園」で、男の子の首を切りつけたとして、21歳の保育士の女が逮捕された事件。女が担当していたクラスでは、ケガをする子どもが相次いでいたことがわかりました。

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、保育士の笹山なつき容疑者(21)です。

笹山容疑者は、2歳の男の子の首を刃物のようなもので切りつけ、殺害しようとした疑いがもたれています。

事件は今月7日の午前11時ごろ、鹿児島市にある「認定こども園」で起きました。

警察などによると、この園で働く笹山容疑者は、事件当時、4人の保育士と一緒に、園庭で遊ぶ複数の園児たちを見ていたといいます。

そして、2歳の男の子が教室に戻るため、園の玄関付近に来たところ、刃物のようなもので男の子の首を切りつけたとみられています。

その後、ほかの保育士らが止血や119番通報をするなか、ともに救護活動に参加していたという笹山容疑者。男の子は全治1か月の重傷ですが、命に別条はないということです。

笹山容疑者は今年2月からこの園で働き始め、4月からは0歳から2歳児のクラスの担任をしていたといいます。

実は、その直後から──

認定こども園の代理人弁護士
「担任の捕まった方(笹山容疑者)のクラスで、最近ちょっと事故が多い、ということもあったので」

──具体的には、どういったもの?

認定こども園の代理人弁護士
「すり傷とか、切り傷といったケガですね」

笹山容疑者のクラスでは、園児がケガをする事故が相次いでいたというのです。

笹山容疑者と4月に会ったという、専門学校時代の知人男性は… 

笹山容疑者の専門学校時代の知人男性
「子どもに接するというところが、かわいくて仕方ないとか、そういういい話もあれば、やっぱりまだ経験が浅いですから、その中で緊張があったりとか、『どうしたらいいか分からないことが、たまにあったり』とか(言っていた)」

「子どもが好きっていうのが、第一にあったと思う。その中で、晴れて夢の保育士になって」

しかし先日、笹山容疑者の知人から、事件の約1週間前に起きた、ある出来事について聞いたといいます。

笹山容疑者の専門学校時代の知人男性
「子どもが転んで、(笹山容疑者が)それを見てなくて、ケガをさせてしまったっていう話を聞いて。顔をケガしたみたいです。一生の傷痕が残るようなケガがあったと」

担当するクラスの女の子が大ケガをし、笹山容疑者は家族から激しく怒られ、謝罪したといいます。

笹山容疑者の専門学校時代の知人男性
「自分が見てなかったがために、こんなことになってしまって、『本当に申し訳ないことをしてしまった』と」

保育士として、“園児を守るべき立場”だった、笹山容疑者。

認定こども園の代理人弁護士
「(勤務態度は)特に不真面目といった報告はない、と。指導面は、どちらかというと優しい面があった、という評価をしている職員もいます」

9日、事件を受け、認定こども園では緊急の保護者会が開かれました。園は、この日まで休園していましたが、10日から受け入れを再開しています。

  ◇

笹山なつき容疑者
「やったことは間違いないが、殺すつもりはなかった」

警察の調べに対し、容疑を一部否認しているということで、警察は動機などを調べています。

(6月10日放送『news zero』より)

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