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社会
2016年2月2日 12:28

「水銀に関する水俣条約」の締結 閣議決定

 健康被害や環境汚染を防ぐため、世界規模で水銀の規制を目指す「水銀に関する水俣条約」の締結が閣議決定された。

 「水俣条約」は、水銀による健康被害や環境汚染を防ぐために、水銀を含む製品の輸出入や、新たな水銀鉱山の開発を禁止するなど世界規模で水銀の使用を規制するためのもので、2013年に日本で採択された。

 条約の名前にもなっている「水俣」は、熊本県水俣市で発生した水俣病からとられている。水俣病は、熊本県水俣市にある「チッソ」の工場から排出された水銀を含む廃水で魚介類が汚染され、それを食べた人たちに神経障害などの症状が出たもの。今年は水俣病の公式確認から60年たつ。

 丸川環境相は2日の閣議後の記者会見で、国内での水銀対策を進めるとともに、途上国にも積極的に支援を行い、世界の水銀対策を前進させたいと話した。