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社会
2016年3月3日 22:47

鉄筋切断のマンション 管理組合が会見で…

鉄筋切断のマンション 管理組合が会見で…
(c)NNN

 横浜市西区のマンションで基礎部分の鉄筋を誤って切断していた疑いがある問題で、3日、住民で作る管理組合が会見を開き、憤りをあらわにした。

 横浜市西区にある問題のマンションは熊谷組が施工し、住友不動産が販売したもので、全5棟のうち1棟で傾いている。傾いた1棟を含む4棟で杭(くい)が固い地盤に届いていなかったほか、建設時に地下に配管を通す工事をした際、強度を保つ「鉄筋」を23か所で誤って切断していた疑いが出ている。

 マンションの住民で作る管理組合は3日、会見を開き、次々に発覚する問題に対し、憤りをあらわにし、マンションの安全性の検証を早急に行うことと、全棟建て替えを含む十分な補償を求めた。

 管理組合は会見で、「杭未達プラス地下に問題があるということで多重の問題を抱えてしまったということです。杭がない状態で、すでに売れないということで、大変だなということでしたが、さらにダブルパンチ、トリプルパンチとなっている状況ですので、住んでいる人間からすると厳しい状況」と説明した。

 また、管理組合によると、マンションの基礎部分で配管を通す穴の周囲を補強する鉄筋についても23か所で当初から組まれていなかった疑いがあることが新たに判明したという。

 管理組合は問題の鉄筋について現時点で調査できているのは地下部分だけで、建物全体ではさらに増える可能性を指摘している。

 相次ぐ問題発覚を受けて住友不動産は住民に対し、「全棟建て替え」も検討していることをすでに書面で伝えているが、5日、住民説明会を開き、調査結果の報告と詳しい補償案を提示する見込み。