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東京圏8路線を“重要事業”に 新鉄道計画

2016年4月7日 15:52
東京圏8路線を“重要事業”に 新鉄道計画

 国土交通省が国際競争力を強化するため、羽田空港へのアクセスが向上する新しい路線など8つの路線を重要事業に決めたことがわかった。

 国土交通省は、2030年をメドに整備する東京圏の新しい鉄道計画を検討していたが、国際競争力の強化が課題だとしてビジネスや観光客の利便性を向上させる8つの鉄道の路線を、重要な鉄道事業に選んだ。

 8つの路線には、押上駅と泉岳寺駅をつなぐことで都心から成田と羽田空港への移動時間が短縮できる「都心直結線」や、羽田から都心の田町や大井町駅付近をつなぐ「羽田空港アクセス線」。さらに東急蒲田駅と京急蒲田駅をつなぐことで羽田空港と新宿や埼玉県などのアクセスが改善される「新空港線・蒲蒲線」などがある。

 この他、リニア中央新幹線の始発駅となる品川駅に地下鉄を新設する事業などが選ばれた。