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2016年10月1日 16:17

浸水のタンカー接岸 船体に亀裂など無し

浸水のタンカー接岸 船体に亀裂など無し
(c)NNN

 先月30日、山口県周南市の徳山下松港で劇物の苛性(かせい)ソーダを積んだタンカーが浸水した事故で、タンカーは1日朝、えい航されて現場近くの岸壁に接岸した。

 タンカー「洋和丸」は、先月30日、周南市の東ソー南陽事業所で劇物の苛性ソーダ450トンを積んだ後、午前10時すぎに出港、その後まもなく船体が左に傾き、自力航行ができなくなった。

 徳山海上保安部などが調べたところ、船体に亀裂などは無く、苛性ソーダの流出も確認されなかったが、浮力を調節するために使われるバラストタンクの一部に約33トンの海水が入っていたことが分かった。このため、先月30日夜、海水を抜く作業を行った結果、船体の傾きはほぼ水平に戻った。

 そして1日午前6時からはえい航作業が行われ、洋和丸は東ソー南陽事業所の岸壁に接岸した。洋和丸の船長は、「出港当時、バラストタンクを空にした」と話しているということで、徳山海上保安部が引き続き事故原因を調べている。