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2016年10月6日 19:36

トイレ行列、渋滞悪化…バスタ新宿の誤算?

トイレ行列、渋滞悪化…バスタ新宿の誤算?
(c)NNN

 新宿駅南口に誕生した「バスタ新宿」のオープンから半年。国内最大のバスターミナルとして、毎日多くの乗客らが利用しているが、当初、予想していなかった様々な問題が浮上している。

■今年4月、新宿駅南口に誕生した「バスタ新宿」。新宿駅周辺に分散していた19か所の高速バスの発着場を1か所に集約し、利便性が高まった。

■お盆の時期など繁忙期は、1日最大約1600便・約4万人が利用する国内最大のバスターミナルだ。

■ところが、オープンから半年たち、様々な問題が指摘されている。

(1)トイレが足りない
バスタの4階には女性用の個室が8つあるが、数が足りず、混雑時は最大で20分以上待つこともあるという。国土交通省は5日からトイレの増設工事を始めていて、来年の春までに新たな個室を13か所増やす予定。

(2)コンビニがない
バスタ内には、自動販売機はあるが売店はない。実は9月上旬のオープンを目指し、コンビニエンスストアの「ポプラ」が落札して、出店が決まりかけていた。しかし、業務内容をめぐり、認識のズレがあったため出店が間に合わないとして先月辞退。国土交通省は、7日に再入札を行い11月上旬のオープンを目指している。

(3)渋滞緩和のはずが悪化
問題となっているのは、バスタ新宿の前を走る甲州街道の渋滞。ある平日のデータによると、オープン前は交差点を起点に40メートル発生していた渋滞が、オープン後には約12倍にもなる500メートルにも伸びていたという。

■国交省によると、バスタの西側にある交差点を先頭に発生していた140メートルの渋滞が、バスタオープン後にゼロになったと渋滞緩和の効果をアピールしていた。しかし、渋滞がゼロになったというデータは休日のもので、平日のデータが別にあることが発覚した。

■なぜ、休日のデータのみ公表され、渋滞が悪化した平日のデータが公表されなかったのだろうか。

■国土交通省「4日間調査したうち、傾向がそろっていた2日分の比較を公表した。データを隠していたわけではないが、丁寧に説明すべきだったし、そもそももっと日数をかけて調査し、分析すべきだった」

■国土交通省は、再調査の結果を今月中に公表する方針。