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社会
2016年11月22日 23:48

「人食いバクテリア」感染患者が過去最多に

 風邪のような症状から急激に悪化して筋肉が壊(え)死することもあることから「人食いバクテリア」とも言われる劇症型溶血性レンサ球菌感染症の患者数が、過去最多になったことがわかった。

 国立感染症研究所によると、今年に入ってから今月13日にまでに全国から報告された劇症型溶血性レンサ球菌感染症の患者数は442人だった。過去最多だった去年の431人を上回り、1999年の調査開始以来、過去最多を更新した。

 レンサ球菌に感染した患者の傷口を直接さわることなどで感染し、多くは症状が出ないか、喉の腫れなどですむが、まれに、血液や筋肉などにこの菌が入ると、急激に症状が悪化する。手足など筋肉周辺の壊死を起こすことがあるため、「人食いバクテリア」とも言われ、多臓器不全になるなど致死率が高いことから、早期の治療が大切だという。