年末年始 帰省や旅行に…空の便は好調
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全日空と日本航空が、この年末年始の空の便の利用実績を公表した。国内線・国際線とも好調だった。
全日空と日本航空によると、年末年始の国内線は、帰省で利用する乗客が多く、2社ともに旅客数が前年を上回った。観光での利用も多く、九州方面も人気で、熊本地震による落ち込みは見られなかったという。また、下り便のピークは分散傾向だったが、多くの会社で仕事始めが4日だったため、上り便のピークは3日に集中した。
一方、国際線の旅客数は全日空が前年より15%近く伸び、日本航空はほぼ前年並みとなった。この年末年始は長い休みをとりにくい日並びだったため、距離の近い東南アジアやグアムなどのリゾート路線が人気だったという。
◇年末年始の旅客数(前年比)
国内線:日本航空109.3%、全日空106.6%
国際線:日本航空99.0%、全日空114.7%