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2022年4月25日 14:24

福知山線事故から17年 「加害企業としての立場を忘れることはできない」JR西日本社長がお詫びと追悼の言葉

福知山線事故から17年 「加害企業としての立場を忘れることはできない」JR西日本社長がお詫びと追悼の言葉

乗客106人が犠牲となったJR福知山線の脱線衝突事故から25日で17年です。兵庫県尼崎市の事故現場では、追悼慰霊式が3年ぶりに行われ、JR西日本の社長がお詫びと追悼の言葉を述べました。

JR西日本 長谷川一明社長「どれだけ時間が経っても、事故を引き起こした加害企業としての立場を忘れることはできないし、安全性向上に向けた取り組みをしっかりとやっていかなくてはいけない」

事故現場に整備された追悼施設では、3年ぶりに慰霊式が行われ、JR西日本の長谷川社長は、「安全確保の仕組みや安全最優先の風土づくりで、さらに高い水準を目指す」と決意を述べました。

また式の冒頭、遺族らが黙祷を捧げ、会場は静かな祈りに包まれました。

二男を亡くした上田弘志さん(67)「17年を返してくれよという気持ちが強くて、(JR西日本は)経営的に厳しい状況にあるが、安全投資を削ることなく、しっかりと事故を起こさない会社になってほしい」

新型コロナウイルスの影響で経営環境が悪化し、合理化を進めるJR西日本に対し、遺族からは安全対策をおろそかにしないよう求める声が上がっています。

また、事故後に入社した社員は、全体のおよそ6割で教訓の継承も大きな課題です。