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社会
2017年2月22日 19:30

令状なしにGPS取りつけ捜査 最高裁弁論

令状なしにGPS取りつけ捜査 最高裁弁論
(c)NNN

 警察が裁判所の令状なしに捜査対象車両にGPS発信器をつけたことが違法かどうかが争われた裁判で、最高裁判所は当事者双方の意見を聞く「弁論」を開いた。

 この裁判は、警察が裁判所の令状なしに窃盗事件の被告の車にGPS発信器を取りつけた捜査が違法かどうかが争われているもの。

 GPS捜査については、各地の裁判所で「強制捜査に当たり令状が必要だ」とするものと、「任意捜査の範囲内で令状は不要だ」とするものに判断がわかれていた。

 22日最高裁の大法廷で「弁論」が開かれ、窃盗事件の被告側は「GPS捜査は私生活への侵入であり、きちんとしたルールがなければ許されない」として、強制捜査に当たり新たな立法による対応が必要だと主張した。一方、検察側は「GPS捜査による権利侵害の程度は著しく低く、適法な任意捜査だ」と主張した。

 最高裁は早ければ来月にも令状なしのGPS捜査が違法かどうか、初めての判断を示す見通し。