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2017年3月9日 12:34

建設業者「15億5000万円が正しい」

建設業者「15億5000万円が正しい」
(c)NNN

 大阪の学校法人「森友学園」を巡る問題で、これまでに小学校建設工事について3つの契約金額が浮上しているが、関わった建設業者が「15億5000万円が正しい」と大阪府に報告していることが明らかになった。

 小学校の建設予定地には、産業廃棄物がまだ残っているが、森友学園はようやく、産廃の搬出業者を決めたと豊中市に報告した。9日午後2時からは、籠池理事長本人も出向き、大阪府が現地調査に入る。

 大阪府の教育庁によると、小学校建設費用について学園は大阪府や、補助金や助成金を申請する国や関西エアポートへ、それぞれ違った金額の契約書を提出していた。

 大阪府の松井知事は9日、記者団に対し、建設業者に聞き取りをした結果、小学校認可の申請で出された金額と異なる「15億5000万円が正しい」と話したことを明らかにした。その上で、「安いものを出して、私学審をごまかそうとしていた」と厳しく批判した。

 一方、契約書に設計会社ともに名前が載っている建設会社の社長がNNNの取材に答えた。この社長は3種類の契約書について、「日付が空欄になっていたものもある。それを誰かが書いた」「やるとしたら設計会社だ」と述べ、自らの関与を否定した。

 私学審議会のメンバーは実際と異なる金額が提示されていたとしたら「詐欺的な手法で言語道断」と話していて、不認可の公算が高まっている。