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社会
2017年3月30日 15:31

“原発事故は国の責任”に不服 国が控訴

“原発事故は国の責任”に不服 国が控訴
(c)NNN

 津波は予測でき福島第一原発の事故は防げたとし、初めて国の責任を認めた今月17日の前橋地裁の判決に不服として、国は30日に控訴した。

 前橋地裁など各地の裁判所では、原発事故で避難した住民が国と東京電力を相手取り、損害賠償を求める訴えを起こしている。今月17日に前橋地裁は、「東電は津波を予測でき、対策を取れた。国も東電に対策を取るよう命じるべきだった」と指摘し、初めて国の責任を認め、国と東京電力に慰謝料などを支払うよう命じていた。国は30日、この判決を不服として控訴した。

 その理由について、原発の安全監督を担当する原子力規制庁は30日午後、会見で「津波が予見できたかどうか、事故が回避できたかどうか、複数の争点で前橋地裁の判断に国として受け入れ難い点があった」としている。