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社会
2017年4月9日 19:44

子宮移植シンポ「授かる選択肢増やして」

子宮移植シンポ「授かる選択肢増やして」
(c)NNN

 ガンなどで子宮を失った女性らの妊娠・出産を可能とする「子宮移植」について話し合うシンポジウムが開かれ、女性らが「子どもを授かる選択肢を増やして欲しい」と訴えた。

 「子宮移植」はガンなどで子宮がない女性が出産するために第三者の子宮を移植するもので、既に海外では出産事例があるが国内では動物を使った実験段階にとどまっている。

 9日に開かれたシンポジウムには子宮頸ガンで子宮を摘出した女性らが参加し、子どもを授かる選択肢を増やして欲しいと訴えた。

 子宮頸ガンで子宮を摘出した阿南里恵さん(35)「女性にとって自分の命よりも子どもが産めなくなる事の方が非常に大きな事で、子宮を失っても、その後に(子どもを持つ)選択肢がある事は(ガン)治療に進める背中を押す一つの要因になるのではと」

 「子宮移植」は生命維持を目的とした移植ではない点など、倫理面での課題もあるが、慶応大学の研究チームが早ければ今年中にも国内初の移植に向け、臨床研究の申請を行う予定。