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2017年5月12日 20:45

高齢者や女性が働けるよう~ILO事務局長

高齢者や女性が働けるよう~ILO事務局長
(c)NNN

 来日しているILO(=国際労働機関)のライダー事務局長は12日、東京都内で開かれたフォーラムで「日本では特に高齢者や女性がより働けるようにすべきだ」と訴えた。

 ILOのライダー事務局長は、「完全雇用」と「ディーセント・ワーク」、すなわち働きがいのある人間らしい仕事を実現させるため、2030年までに世界全体で新たに6億人の雇用を生み出す必要があると話した。

 また、「人口動態の変化」や「技術革新」などがこれからの仕事のあり方に大きな影響を与えるとして、「世界全体では若者の失業が大きな問題となっているが、日本では特に高齢者や女性ができるだけ働けるような環境を整えるべきだ」と訴えた。さらに、労働を通じた社会正義の実現に社会全体で取り組む必要があると強調した。

 また、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会に対し、スタジアム建設などで安全を確保することや、海外でのグッズ製造で児童労働や劣悪な低賃金労働を強いることがないよう求めている。