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がん患者団体 大西議員の発言に憤りあらわ

2017年5月22日 16:02
がん患者団体 大西議員の発言に憤りあらわ

 自民党の大西英男・衆議院議員が、がん患者について「働かなければいい」と発言したことについて、がん患者でつくる団体は22日午後に会見し、大西議員の発言に憤りをあらわにした。

 全国がん患者団体連合会・天野慎介理事長「がん患者として怒りということもあるが、悲しいという感情がありました。どうしてこのような発言が出たのか」

 NPO法人「希望の会」轟浩美理事長「受動喫煙をしたくない、そのような患者は街に出るなということか。国民への配慮が欠けている発言だと思いました」

 患者団体は「働くことを希望する患者の生活や希望を否定するものとなりかねない」と発言を批判した上で、命の限り働きたいという人もいるという現状を国会議員にはぜひ理解していただきたいと話した。