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社会
2017年6月1日 14:29

笹子トンネル事故 最高裁が遺族側上告棄却

 5年前に起きた中央自動車道・笹子トンネルの天井板崩落事故を巡り、遺族が中日本高速道路の元社長らに損害賠償を求めた裁判で、最高裁判所は遺族側の上告を退けた。これにより、遺族側の敗訴が確定した。

 2012年12月、山梨県を走る中央道の笹子トンネルで天井板が崩落し、9人が死亡した事故を巡っては、犠牲者の遺族が中日本高速道路の当時の社長ら4人に対し、損害賠償を求める裁判を起こしていた。

 一審、二審は元社長らの賠償責任を認めず、遺族側の訴えを退けていた。遺族側は上告していたが、最高裁は1日までに、この上告を退け、遺族側の敗訴が確定した。

 遺族側は「私たちの思いは届かなかったのだという失望を感じています。事故により明らかになったインフラ老朽化に対する安全対策をはじめ、人の命を奪う重大事故について安全対策の充実を切に望みます」とコメントしている。