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2017年6月7日 17:49

JAEA真剣に反省を~規制委・田中委員長

JAEA真剣に反省を~規制委・田中委員長
(c)NNN

 6日、茨城県にあるJAEA(=日本原子力研究開発機構)の研究施設で核燃料の粉末が飛び散り作業員に付着した事故で、作業員の肺から最大で2万2000ベクレルのプルトニウムが検出された。健康に影響が出る可能性が否定できないという。

 JAEAによると、放射性物質が付着した作業員5人の肺を調べたところ、50代の男性作業員1人からプルトニウムが2万2000ベクレル検出されたという。

 プルトニウムが50年間体内にとどまると仮定すると、内部被ばく線量は最大で約12シーベルトに及ぶ計算で、放射線業務従事者の許容限度を超える値。このレベルの内部被ばくは国内では過去に例がなく、健康に影響が出る可能性が否定できないという。

 核燃料は少なくとも25年以上前から保管されており、JAEAは、管理体制に不備がなかったかなどを検証するという。

 原子力規制委員会・田中委員長「被ばく量としては大きな被ばく量だなという印象。自分たちが一番の被害者になる。もっと真剣に経営陣も含めて考えるべき、真剣に反省すべきだと思う」

 原子力規制委員会の田中委員長はこのように述べ、JAEAの安全意識について厳しい見解を示した。