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社会
2017年6月26日 22:56

羽生善治三冠「将棋界の新しい時代の到来」

 将棋の14歳の藤井聡太四段が、史上単独1位となる29連勝を達成したことをうけて、羽生善治三冠が「将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事」などとコメントを発表した。

 羽生善治三冠「29連勝は歴史的な快挙です。結果もすばらしいですが内容も伴っている点でもすごみがあります。この記録は時がたつにつれ重みを増して来るはずですし、将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になりました。ひのき舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています」

 谷川浩司九段「新記録おめでとうございます。タイトル戦の本戦に勝ち進むようになり、トップ棋士との対局も増えてくると思います。10代半ばの一番強くなる時期に、トップ棋士と戦えるのは幸せなこと。トップとの差は何なのか。実際に肌で感じることでまた、大きな可能性が開けてくるでしょう」

 28連勝の記録を持っていた神谷広志八段「28という完全数は一番好きな数字ですのでそれが一位でなくなることは個人的に少々寂しいのですが凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは将棋界にとってとてもいいことだと思います。藤井さんがこれからの数十年でどんな世界を見せてくれるのかファンの皆さまとともに寿命の限り見続けていきたいです」

 藤井聡太四段の師匠・杉本昌隆七段「竜王戦本戦という大舞台で神谷八段の記録を抜く29連勝は驚愕です。師匠の私も至福の時間をもらいました。28連勝を達成した帰り道、いつもと同じようにずっと将棋の話をしていたのが印象的で、このとき29連勝を確信しました。歴代連勝記録のトップに立ちましたが、14歳の藤井四段にとってこれは序章。一喜一憂せず、これからもさらなる記録を目指して精進してください」

 母・藤井裕子さん「このような記録を達成することができ、本当にすばらしいと思います。一局一局を大切に、これからも『強くなる』という目標に向かって進んでいってほしいです」

 30連勝をかける藤井四段の次の対局は、7月2日の竜王戦決勝トーナメントの佐々木勇気五段戦。