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JASRAC使用料徴収 反対署名を提出

2017年7月4日 13:51
JASRAC使用料徴収 反対署名を提出

 音楽の著作権を管理するJASRACが全国の音楽教室にピアノの演奏などの使用料を求めていることに対し、音楽教室を運営する団体が55万人分の反対署名を文化庁に提出した。

 この問題は、JASRACが全国の音楽教室から、レッスンのピアノ演奏などで使われる音楽について、来年1月から使用料を徴収すると、著作権管理をつかさどる文化庁に届け出ているもの。これに対し全国の音楽教室の運営会社などは反発し、「レッスンでの演奏に請求権はない」と認めるよう、JASRACを提訴している。

 そして4日、音楽教室側は、受講生や保護者らから集めた55万人分の反対署名を文化庁に提出した。音楽教室側は5日までに使用料徴収についてJASRACに協議を申し入れる方針だが、協議が不調に終わった場合、文化庁が審議し、裁定を行うことになる。

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