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関東で落雷やひょう 横浜市や鎌倉市で停電

2017年7月18日 17:27
関東で落雷やひょう 横浜市や鎌倉市で停電

 関東地方は18日午後から、東京や神奈川を中心に非常に激しい雨に降り、各地で落雷やひょうも相次いだ。停電がおきたり、大学のキャンパスが浸水する被害も出たりしている。

 午後3時ごろに東京・池袋で撮影された映像には、ひょうとみられる氷のつぶが、アスファルトを白く覆っていく様子が映っていた。同じころ、近くの池袋・西口交差点では、激しいひょうのため信号が見えなくなり、一時、車が動けなくなった。

 東京や神奈川の広い範囲で、落雷やひょうが観測され、落雷の影響で停電もおきた。神奈川県などでは一時、2万軒以上、午後4時前の時点でも、横浜市や鎌倉市などで、1万6000軒以上が停電している。

 大雨による浸水もおきている。

 東京・小平市にある武蔵野美術大学では、午後2時すぎに、テスト中の教室に水が入ってきて、一時は、くるぶしの少し下くらいまで水がたまったという。

 またJR山手線も悪天候の影響で一時運転を見合わせたほか、池袋駅の構内が水浸しになり、駅員が処理に追われた。

 関東地方では、大気が不安定な状態は夜遅くまで続く見込みで、引き続き、突然の大雨や落雷、突風などに注意が必要。