社会
2017年7月24日 0:44
広範囲で住宅浸水や土砂崩れ 秋田大雨

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秋田県は、22日から23日にかけて記録的な大雨となり、広い範囲で住宅の浸水や土砂崩れなどの被害が出ている。
23日午後に雨がほぼやんだ後も、氾濫した雄物川は下流で水位が上がり続けた。秋田市雄和新波地区では、多くの住宅が水につかった。
秋田県内では、24時間降水量が約350ミリと平年の7月1か月の降水量の1.5倍に達し、記録的な大雨となった所もある。河川の氾濫も相次ぎ、住宅への浸水被害は広範囲に及んでいる。
土砂崩れも相次ぎ、通行止めが続いている道路もある。
これまでの大雨で秋田県内では地盤が緩んでいて、気象台は24日昼前にかけて、土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけている。
《今後の雨の予想》
24日にかけて、東北南部や北陸を中心に発達した雨雲が流れ込む見込み。断続的に激しい雨が降り、大雨となりそうだ。
24日夕方までの予想雨量は、新潟で180ミリ、石川で130ミリ、山形や福島は120ミリとなっている。
秋田では雨はやんでいるが、24日の昼前にかけて、土砂災害や川の増水に警戒が必要。