安倍元首相銃撃 2月ごろまでに火薬自作か…「火薬乾かすためガレージ借りた」
安倍元首相が銃撃され死亡した事件で逮捕された男は、遅くとも今年2月ごろまでに火薬を自分で作っていたとみられることがわかりました。
山上徹也容疑者は、犯行に使用した手製の銃の火薬について、「インターネットで調べて、材料を混ぜて火薬を作った」などと供述していますが、その後の警察への取材で、「火薬を乾かすためにガレージを借りていた」と供述していることが新たにわかりました。
奈良県内のシャッター付きガレージを去年11月ごろから今年2月ごろまで、月額1万5000円ほどで借りていたということで、遅くともこのころには火薬を製造していたとみられます。
また、捜査関係者によりますと、山上容疑者は「圧力鍋を使った爆弾も作り、試しに爆発させた」「爆弾は関係ない人も巻き込んでしまうからやめて銃にした」などと供述しているということです。