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2017年7月27日 1:22

“残業代ゼロ法案”過労死遺族らが反対訴え

“残業代ゼロ法案”過労死遺族らが反対訴え
(c)NNN

 政府が秋の臨時国会での成立を目指す、いわゆる『残業代ゼロ法案』について、過労死した人の遺族らが反対を訴えた。

 政府が目指す労働基準法の改正案は、残業時間に上限を設け、守らない企業には罰則を科すというもの。しかし、これと同時に、裁量労働の対象者を広げたり、年収1075万円以上で高度な専門知識を持つ人を労働時間規制から外す『高度プロフェッショナル制度』という仕組みの導入も合わせて盛り込む方針。

 野党や「連合」などは、『残業代ゼロ法案』だとしてこの制度の導入に強く反対しているが、過労死遺族や労働問題に取り組む弁護士らが26日に改めて会見し、政府の方針に強く反対した。

 夫を過労死で亡くした寺西笑子さん「いわゆる“残業代ゼロ”という、働かせ放題になる。過労死を促進する働かせ方は容認できない」

 遺族らはまた、「残業の上限規制と、裁量労働制の拡大・高度プロフェッショナル制度とは考え方が矛盾しており、一本化して議論すべきではない」と訴えた。