ギャンブル依存症疑い 国内に推計70万人

ギャンブル依存症について初の大規模な調査が行われ、過去1年以内に依存症が疑われる人が国内に推計70万人いることが分かった。
調査は全国の成人約4700人を対象に行われ、過去1年以内にギャンブル依存症が疑われる人が、推計で成人の0.8%、約70万人いることが分かった。
最もよくお金を使ったギャンブルはパチンコ・パチスロが最多で、使った金額は平均で1か月に約5万8000円にのぼった。
また、過去に依存症だったことが疑われる人は推計で成人の3.6%で、ドイツの0.2%などと比べると高い水準となっている。
ギャンブル依存症をめぐっては去年、いわゆる「カジノ解禁法」が施行されたことを受け、政府がパチンコの出玉を制限するなどの対策を取りまとめている。