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社会
2017年11月10日 19:10

“年金滞納者”からの未徴収分、約5億円に

 年金の保険料の支払いを滞納している人に対し、日本年金機構が適切に催促などを行っていれば、約5億円徴収できた可能性があったことが会計検査院の指摘で分かった。

 会計検査院が25都道府県の155の年金事務所で、2014年度から昨年度まで年金保険料の納付状況を調べた。その結果、年金保険料を滞納している場合に保険料とは別に課す「延滞金」の納付を促す文書を送るなどしていないケースが1万7891件、計4億7124万円分あった。

 また、滞納者に差し押さえ可能な財産があるにもかかわらず、差し押さえをしていないケースも178件、計3428万円分あったという。

 これら2種類の不備のうち、約2億円はすでに時効をむかえ、日本年金機構が徴収できる期限を過ぎていた。会計検査院は、日本年金機構に、適切に督促することなどを求めている。