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2017年12月1日 12:31

天皇陛下退位の日が固まる 今後の課題は?

天皇陛下退位の日が固まる 今後の課題は?
(c)NNN

 天皇陛下の退位の日程の決定に向けた皇室会議が1日朝、宮内庁で開かれた。退位の日を再来年4月30日にすることが固まった。今後の課題について、宮内庁前から笛吹雅子記者が伝える。

 皇室会議を終えて、宮内庁特別会議室はひっそりとしている。陛下は、お代がわりの際に社会が停滞して国民の暮らしに影響が及ぶことや、予算がかかることを案じられてきたので、そうした陛下のお気持ちと憲法などとの兼ね合いをみながら、儀式や予算編成をどのように行うかが課題となる。

 退位・即位の儀式では、特に退位の儀式は今の憲法下で初めて行われるので、天皇の政治的な行為を禁じた憲法との兼ね合いや、200年前までの「譲位」の前例にのっとって、決めていくことになる。

 また、即位の日とは日を置いて、「即位の礼」という、海外の要人も招いて、国の内外に広く即位を知らせる重要な儀式があるが、これまで通りの秋に行うのか、即位後まもない春に行うことにするのか、合わせて、どの予算が縮小できるかなど、検討が続けられている。

 さらに、陛下の退位後は、天皇皇后両陛下は仮住まいに移り、御所を改修した後に皇太子ご一家が引っ越しをされることになるが、来年にはその仮住まいの改修工事も始まる。

 宮内庁幹部は「今日がスタート」と話している。伝統を踏まえつつ将来の皇室のあり方を見据えた儀式などをどう行っていくか、これから本格的に検討されることになる。