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社会
2017年12月13日 20:17

異例の完売 難しすぎるジグソーパズル

 「難しい」と言われると挑戦したくなることがあるが、東京や名古屋などで販売されたパズルが「あまりにも難しすぎる」と話題になっている。

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■異例の売れ行き

 今、「あまりにも難しすぎる」と話題沸騰のパズルが売れに売れているというが、やってみると想像以上だった。きらびやかな丸い球がずらりと並ぶ不思議な模様。実はコレ、岐阜県飛騨市の実験施設「スーパーカミオカンデ」のジグソーパズル(1500円)なのだ。

 スーパーカミオカンデは宇宙から降り注ぐ「ニュートリノ」という素粒子の観測をする施設。2015年にニュートリノに重さがあることを発見した東京大学・梶田隆章教授がノーベル賞を受賞した。我々が取材した7日は朝から売れに売れ…

 東急ハンズ名古屋店・柳田俊祐主任「先ほど売り切れてしまいました(Q:ものすごい人気ですね)」

 この日はジグソーパズルとしては異例の80個が完売した。

 買えなかった男性「残念です。すごく残念です」

■初心者向けのピース数だが…魅力は?

 ピース数は初心者向けという全部で300ピースで、パズルとしてはピース数が少ない方だというのだが、どんなところが魅力なんだろうか?

 買えなかった女性「(パズルを)結構やるのが好きで、小さくて難しいのがあると聞いて(買いに来た)」

 買えなかった男性「途中で頭おかしくなりそう…」

 このように、難しすぎることで話題になっている。

 東急ハンズ名古屋店・柳田主任「私だと1日かけても作れない…」

■アナウンサーもパズルに挑戦

 中京テレビの鈴木康一郎アナウンサーも挑戦してみた。完成目標は1時間。同じような図柄のピースに最初から大苦戦。26分が経過してできあがったのは4ピース。そこへ佐藤和輝アナウンサーが登場して手伝うことに。どちらが上なのか下なのか、方向すらも分からず、2人がかりでもなかなか進まない。スタッフも加勢し、黙々と取り組んでいたところへ、松原朋美アナウンサーが登場。

 松原アナウンサー「私パズル大好きなんですよ。家で3000ピースのパズルやったり。このぐらいの数ならすぐできるはず」

 と、威勢よくスタートしたが…

 鈴木アナウンサー「ぱっと見、一緒ですよね」

 松原アナウンサー「これ確かに難しい」

 目標の1時間を大きく超えても全く先が見えない。結局、2時間あまり取り組んだが、完成に至らず。

■なぜこんなに難しいパズルを?

 実は、このパズルを考案したのは、東京大学の研究所の職員・福田大展さん。なぜこんなに難しいパズルにしたのだろうか。

 東京大学宇宙線研究所 広報担当・福田大展さん「いっぱい丸い、光っているものは光センサーなんですが、パズルにしたらめちゃくちゃ難しいんじゃないかと」

 研究費が年々減っていることも、大きく関係しているという。

 福田さん「今回の売り上げの一部を研究環境をよくしようとか、研究所の運営費として使わせていただきたい」

 東京大学が作った一筋縄ではいかないパズル。現在は売り切れとなっているが、クリスマスの頃に再販売する見込みだという。