福島・浪江町 7年ぶりに漁船の出初め式

福島第1原発の事故にともなう避難指示が去年、一部解除された福島県浪江町で、漁船の出初め式が7年ぶりに行われた。
出初め式は1年の安全と豊漁を祈り、震災の前まで毎年行われていた新年恒例の行事。去年、町の避難指示が一部で解除され、港の復旧工事も進み、漁船が戻ったことから7年ぶりに出初め式を行った。
相馬双葉漁業協同組合 請戸地区・高野一郎代表「しばらくぶりだったので感慨深いものがある」
原発事故の影響もあり、福島県沖ではいまも本格的な漁が再開されていない。漁師など関係者は、1日も早く、元のように港が活気づくことを誓い合っていた。