築地市場で最後…初競りクロマグロ最高値は

今年10月に豊洲に移転することが決まった築地市場で、最後となる新春恒例の初競りが行われた。
築地市場は、小池知事が安全性などの理由から移転を延期していたが、今年10月の移転が決まったため、築地での初競りは今年が最後となる。
仲卸業者「築地であろうと豊洲であろうと、見事な競りをこれからも続けていく」
マグロの初競りは、5日午前5時過ぎから行われ、最高値をつけたのは青森県大間産の重さ405キロのクロマグロで、価格は3645万円だった。
最高値のマグロはこれまで6年連続で築地に本店があるすしチェーン店が競り落としていたが、今年は別の水産仲卸業者が競り落とし、銀座などに店があるすし店に卸されることになった。
鮨おのでら・小野寺社長「ほんとかなと思いましたけどうれしかったですね。常連さんにお世話になってるんで食べてもらいたいですね」
最高値のマグロは6日夜から銀座店でふるまわれ、来週以降はアメリカ・ニューヨークやハワイの店舗でも提供されるという。