「即位の礼」平成の考え方を踏襲~宮内庁
宮内庁は、皇太子さまが新しい天皇になる「即位の礼」の儀式について、平成の時の考え方を踏襲する考えを明らかにした。
宮内庁は定例会見の中で、政府が9日に立ち上げた天皇陛下の退位や即位の儀式のあり方などを検討する準備委員会で、山本信一郎宮内庁長官が、宮内庁として3つの要望を述べたことを明らかにした。
1つ目は天皇陛下の退位を明らかにするために、何らかの儀式を行うことが望ましいこと、2つ目に「即位の礼」については平成になった時の考え方を踏襲すること、3つ目に秋篠宮さまについて皇位継承順位第一位の「皇嗣」となる事実を明らかにするために、何らかの儀式を行うことが望ましいというもの。
また、国の内外の要人が参列し新天皇の即位を示す「即位礼・正殿の儀」と、皇室の儀式である「大嘗祭(だいじょうさい)」については、平成の時より日程を空けてほしいということも伝えたという。